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祖父 慢性硬膜下血腫のため救急搬送、意識戻らず入院のニュースが父から届いた。祖父90代。このまま入院して、場合によっては転院して、ゆっくり死んでいくんだろうなと思う。それに際して会いに行った方が良いのか?という疑問が生まれて、時間とお金の問題に悩まされ、結局 行かない方向に落ち着きそうではあるのだけれど、現実をきちんと認識してからは泣き続けている。行っても行かなくても後悔するのは目に見えている。だからある意味では仕方がない。前に担当していた人が孤独死したときもそうだった。もはや自分のせいでその人が死んだと思った。だからきっとまた後悔する。元気なときに会っておけば、倒れてから駆けつけていれば、どうやっても気持ちの折り合いをつけるまでに時間がかかると思う。それが堪らなく怖い。新しい仕事を始めて、少しずつ自分と向き合っていこうとしているときに大きいことがあると、また不安が爆発しそうで怖い。どこからどこまでが一般的な不安や後悔なのかがわからなくて怖い。思考が段飛ばしに進んで死にたいに帰着するのが怖い。1つの不安のせいで他のことが全部 手につかなくなる自分が嫌だ。皆どうやって生きているんだろう。私は今、1人でいることも、実家に帰って母親と顔を合わせることも、死に際の祖父と向き合うことも怖い。また動けなくなってしまいそうで怖い。怖いことばっかりで嫌になるな。どこまでが普通なんだろう?