少女3号

 

自分がどんどん怠惰になってゆく実感みたいなものがあって、こんな大人になるはずじゃなかったのにと嫌になり、かと言って現状を何とか打破しようとする意欲もなく、ヘロヘロとその日その日をただ生きている。人生を消費している感覚。いつかの私が今の私を許して肯定してくれるだろうか。

自己嫌悪と不安に負けたらきっと私はまた死んでしまうから、何とか生きていくだけで精一杯なのだと声を大にして言いたいが、その日暮らしの私にどれだけの価値があるんだろう。価値は自分自身が決めるもの。私は自分自身にどれだけの価値をつけるだろう。死なないだけの自分を立派と言ってやれるだろうか。

 

ディズニーランドに行ったって幸せなんてただの非日常だし、家が汚くてもベッドの上だけ綺麗に片して幸せのステージを作りたいし、読みたい漫画が見つかるまではそばにいてほしい。

今はどん底の泥沼で辛うじて息をしている。安定してみたい。