マホロボシヤ

 

この間 歌って、1番良かったと言われた曲。もう飽きるほど聴いてるもんなあ、市子ちゃんのお歌。

 

そう、1月22日付で退職しました。退職の日は大好きなマネージャーと大好きな営業部の主任が来てくれて、3人で退職手続きをしました。私は事務所に到着して早々、主任の顔を見て「なんでいるんですか」と泣き崩れ、そこから結局 辞めるしかないんだけど辞めたくないなという話をして、荷物の片付けをしました。

マネージャーが私以上に上司に怒っていて(前日に声が枯れるまで電話で怒鳴り散らしたらしい)、私がぽいっと軽い気持ちで捨てた名刺を上司のデスクにばら撒いてぐちゃぐちゃにしていた。

私があの職場で最後の最後まで考えていたことは、自分自身を投げ打ってでも事務所の人間関係を円滑に回そうと、それだけだったんだなあ。時には言いたくもない悪口を言い、おどけてみたり、自分がターゲットになったら押し黙って反省してみたり。新しく入る人間にもよるけど、多分あの職場は全く同じことを繰り返すんだろうなと思う。1人敵を作ってその人に集中攻撃をすることで人間関係の均衡を保つの。そしてそのターゲットはころころと変わる。上の人間が下の人間に良いように操作されていて、それにすら気づけないまま言いなりになっていて、上司には調子の良い部分だけ摘出して報告をあげて、そしたらもうズブズブだね。何も変わらないね。

 

今日 面接に行ってその話をしたら「えっ怖っ」て普通に言われて、はたから見てたらそりゃそうだよなあとしみじみ思った。ちなみにその面接はバイトの面接だったんだけど、何とかクリアーした。そしたらまさかのSPIと二次面接があるとか言い始めて、最初の研修は2週間名古屋でやってもいい?とか聞かれて、割とヒェッとなった。名古屋でやる分にはノープロブレムなんだけど、アルバイトでそんなに面接やるなんて聞いてないぞ?就活か?

焦って、正社員じゃなくてアルバイトで働きたいんです!今 週2で働いている飲食店(※又の名をカラオケスナック)が楽しいので、とりあえず今は二本立てでやっていきたいなと思っています!なーんて言ったけど、とりあえず第一関門は打破した。でもSPIと二次面接は免れられなかった。少し困った。でも良かった。

 

 

それでもマネージャーと主任が最後の最後まで私のフォローをしてくれて、味方でいてくれて、嬉しかったなあ。勤める中で病気にもなったし、辛いことも嫌なことも山のようにあったけど、勤めることができて良かったと心底思っている。働いたことを全く後悔していない。寧ろ自分の人生の財産になったと思っている。「辞めても連絡してきてよ!連絡しないと怒るからね!」って言ってくれる先輩と出会えて良かった。

ケアマネジメントも未熟だけど自分なりに考えてやってきたつもりだし、担当していた人達に申し訳ないなと思う。それでも今回の退職は今の職場環境がある限り防げなかったと思うし、続けていたら私の心は本当に死んでいたと思う。担当していた人達のことだけは気がかりで心残りだけれど、それはもう割り切るしかない。寂しいな。何より相手の人間性を大切にして信頼関係の構築に努めてきたつもりの私だからこそ感じる寂しさだから、ある意味これも専門性みたいなものだと思う。というかそう思いたい。私の社会福祉士としての専門性、少しは磨かれたよねって。

 

だからこれからの人生では自分の楽しい!やりたい!と思うことしかしないし、自分を犠牲にしてまで他者や職場に尽くすような働き方は絶対にしない。あとは感情の表現をもっと豊かにしたい。深い方も浅い方も。そうやって少しずつ社会と適合していけたら良い。

 

とりあえず明日はスナック!!また楽しく働けるといいな。色んな歌を聴きたい。盛り上がりつつゆったりとした時間を過ごしたい。