それでも夜は明ける

 

仕事が終わってまた映画を観た。「それでも夜は明ける」という映画。吹き替えじゃなくて字幕だったけど頑張った。やっぱり字幕だと落ち着かないな。

でも面白かった。(以下ネタバレ含む)

 

プラットを見送る仲間の姿とか、死者を弔うための歌を少しずつ歌い始めるプラットの表情とか、グッとくるものがあった。コメント欄では「現代の日本社会のブラック企業を見ているようだ。私達には逃げる権利がある」なんてことが延々と書かれてたけど、私はそうは思わなかったな。心身ともに極限の状態で生きようとする逞しさを感じた。家畜同然の扱いをされてもなお生きてしまうのは戻る場所があるからだろうし、奴隷仲間の引き留めに応じず迎えの馬車に乗ってしまうのも、同様の理由からだと思う。馬車に乗ってからも後ろ髪を引かれるように仲間に手を伸ばすのも、非常に人間らしいと思う。やっぱり人間は奴隷になれない。

 

仕事終わって映画見てると気づいたら朝の4時とかになってることが多々あって、というか眠れないから映画を見始めてしまうんだけど、眠りも浅いから普通に3時間〜4時間くらいで目覚めてしまって困る。頭痛いし気持ち悪いし、身体も重たい。

最近の自分は何だか変だと思う。この変なのも、新しい仕事が始まったら少しは無くなってくれるのかな。ずっとこのままだったら嫌だな。どんどん自分が嫌いな自分になっていくのが辛い。